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2008-06-02 続ビルマ・チベットがつらい

_ 続ビルマ・チベットがつらい

_ 事もあろうに、苦難の人々、チベット人とビルマカレン人の多く住む所で大災害が起こった。大地震とハリケーンである。共に十万人規模の死者が出ている。

国が援助隊を拒んでいるという点でもこの二つの災害は似ている。特にビルマ(ミャンマー)では百万人以上の人が困っているというのに軍事政権が救援隊の入国を妨げている。

人殺しの国だ。四川省もそうでないとは言えない。外国のマスコミが入るのを嫌うのか、民間の援助や国際的な援助を拒んでいる。

国というのはそもそもは国民を守るのが本務である。というより国家とは国民の共同体である。国民主権といわれるように、国民が国なのである。しかしどちらの国も国のための国であるように想われる。誤解を恐れずに言うならば国を乗っ取った人々のための国なのである。利権国家という。国民を守らない横取りのための暴力装置である。故人は国家とは大泥棒だといった。

然し、そんなことを言っている場合ではないだろう。何とかして人々を助けたい。そして国民のための国ができることを臨む。

戦争はいけない。助け合いこそが今求められている。

救援訪問の道々その想いが強まった。広がる格差。貧困と裕福。弱者と狂暴。そしてそこに襲いかかる天災や疫病。

人間はいま闘争している場合ではない。小事を捨て、少欲知足に甘んじ、助け合う時である。

天災の事由をそのように考えるほか納得はできない。何故に弱者に天は斧を振りかざし痛めつけるのか。それは私たちの助け合いの心を試しているとしか考えられない。それほど事態は差し迫っている。

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