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俳句コーナ


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今月の俳句
 

大わらじ讀経に散華初大師

米寿祝い寺に奉仕や餅を揉む

梅が香や観音像に御真言

保免上 関家カツミさん

絶え間なき線香の煙春うらら

節分のお大師様の人の波

節分の鬼にたたかれ厄拂ふ

護摩木焚く僧侶の読経有難や

北条市 中川トシ子さん

追儺護摩読経に合せて燃え上る

凍空に仁王門取り去る古草履

奉納の大草履飾るや初大師

正円寺 萬年とよ子さん

 

厚生省反対されたら煙草しよう

憲法を生かそう守ろう弱者の手に
 
秋遍路納経帳に墨の跡
小春日や同行二人重ね判
献花菊日に輝きし石手寺

 

 

 

 

 

保免上 関家カツミさん

三重の塔の高さや秋空に
丹精を込めて作りし献花かな
願い事船一杯の秋の寺
秋遍路観光客の混む中を
タマネギの苗も並ぶや二十日市

 

 

 

 

 

北条市 中川トシ子さん

遥かより大師の像や秋日和
お二十日の混み合ふ寺や菊薫る
鈴の音の絶えぬ石手や小春なる
冬日射す悟り開けり玉の石

焚きあげの接待餅や冬遍路

川内町 菅野ナガ子さん

天人面空海展に御座す秋

たのも舟願ひを積みし秋の寺

献花にと日々の手入れや菊作り

保免上 関家カツミさん

 

 石手寺では俳句を募集しています。毎月、寺内新聞「伊予の国いして」紙上に投句して戴いた方の俳句を掲載しております。

 あなたの俳句をお待ちしております。採用した俳句は石手寺新聞並びにこの俳句コーナーに掲載し記念品をお送りします。短歌や川柳でも構いません。


本の紹介

『なぜ世界の半分が飢えるのか』 朝日新聞社 1984 SusanGeorge(小南祐一郎・谷口真里子訳) 有 世界の食糧を手中に収め、それを操りながら故意に食糧不足をつくり出している巨大な他国籍農業会社こそ、飢餓の元凶である、と著者は断言する.飢饉と食糧-参考書

『わたしと小鳥とすずと』新作生きる歌

 

金子みすず著 JULA出版局 東京都豊島区高田3-3-22
電話03-3200-7795 Fax3200-7728

この冬の厳しき命つたなけれ

灯もなき路上の家が群がる

ろじゅく(露宿)より
路上生活者が作った雑誌です。忙中閑有。寒中観有。寒空に段ボールにくるむ寒さが行間から聞こえてくる。凍えることを知らずぬくぬくと温まる私たちには見えない世界が彼らの目の前に広がっている。その目を借りるというやり方で見えない世界を瞥見するというのも許されてよいのではないか。
仮の宿 明日なきわれに だづねきて なにを語らむ この月の月
雑誌「ろじゅく」を五百円で販売中

 

『孤独死 ー被災地神戸で考える人間の復興ー』
岩波書店 額田勲著
本書は「孤独死とは『低所得で慢性疾患をもっており、完全に社会的に孤立した人間が、劣悪な住居もしくは周辺領域で、病死および自死にいたる時』である」という。この社会での弱者の運命というものをあぶりだす。
『家族が自殺に追い込まれるとき』
講談社 鎌田慧 本書を読むと自殺が仕方のないことではなく社会的なこと、人間相互の営みである事を知らされる。私達がある時は加害者に、ある時は被害者になるということ。
『戦争と罪責』
岩波書店 野田正彰 戦争の醜さだけでなく、戦争によるこの国の世代間の断絶の問題へと核心は移っていく。その時、侵略の問題が何故明らかにならないのかが現れてくる。

メールアドレス ishiteji@interlink.or.jp まで

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