どんどん俳句(川柳でもok)をお送りください

#4・20大学人の 反戦詩集

静寂に耳を凝らせば
嘆く声
しばし語らず
心をイラクに


武器とるな
もうけをとるな
愛をとれ

恐れるな
妄想恐怖
先制自衛

無関心
対岸の火事
座視共犯

子ども抱き
泣き叫ぶ人
ごめんなさい
今日も世のため
人のため
解放自由あなたのため

見えずして
痛みつづける
大地にて
武器すてとどけ
平和の折り鶴


とどけよう
平和のおりづる
武器を捨て
人の痛みぞ
むだにするまい

種あたえ
育てさせて
刈りに来る
武器売る商人
油まで

猿に銃
蟹に大砲つかませて
すきさえあれば我が物に
もりたてて
恐怖をあおり
武器売って
商人国民
もうとまらない

守るため
守るためとて
恐れすぎ
ついには攻めて
殺しまくる
敵も味方も
死ぬるは庶民

土俵には
定員一名
フセインブッシュ
雰囲気好きの小泉も

不老長寿のウラン弾
知らん存ぜぬ言いながら
兵士も人も
被爆死に逝く

こちらの岸かむこう岸
殺すか死ぬか
わたしゃ逃げたい

対岸の火事はほどよい
心地よい
いずれ足元
痛さものどもと
いずれアフガン忘れ去る

どなたでも
チャンネル回せば
司令室
バスラへバクダへ
ご案内
押して飛び散る
顔や手や足

アメリカが
派手にやる間にイスラエル
あいつもこいつも
殺っておけ
戦争中は
五里霧中

いつも唱える
不殺生
殺しながらに
不殺生
アリには情け
人には銃弾

繰り返す
歴史の痛み
何のため
共感なしでは
ただの痛恨

もうけたい
やられるまえに
情け捨て
既に軍備は
40兆円
残るは
決断
在庫一掃

もうけたい
やられるまえに
情け捨て
殺ってみれば
また勝った

死んだのは
味方百人
敵万人
流すなマスコミ
悲しみを
悲しむ側は
非国民
涙をこらえて
殺しましょ
悲しむやつらは
誤爆の標的

恐怖唖然
自爆攻撃
アジアの解放
特攻隊

今回の犯行の動機は
雰囲気

ゲームは終わった
だからといって
何が始まる

引っ込める
決議もあれば
出した決議
12年前のは
ゲーム違反
それでもジャイアン
マンガもびっくり

フランスの国連演説
大拍手
やめろやめろ
世界に流すな

やめぬなら
殺してしまえ
アルジャジーラ
それは誤爆だ
よくあることだ

あくまでも
平和解決
雰囲気で

最後まで
努力すれば
もういいじゃん
どうせ逝くのは
男たち

同盟は
自衛以外もやりまっせ
友だちは困難なときこそ
真価発揮

ついていきます
どこまでも
だから私を撃たないで
雰囲気なんて
あなた次第

人殺し
支持率あれば
正義の味方

保安官
殺した数が
正義の誉

最後まで残る理由は
何かいな
破壊兵器か
解放か
はたまた人権
主権は在民

死んだ人
あの世で自由を謳歌せん

Aさん悪人
Bさん善人
二つに一つ
私はどっち
それともブッシュが決めるのか

殺されて
バスラの仇は何処で取る

殺されて
あの世で恨んで待ってます
せめて恨める自由と権利
この世で傷つきあの世で傷つく

殺された恨みはいかで晴らそうか
肉裂け飛び散る雲の上

刻みつつカットバン配る気前よさ
他人が見たらなんと言うだろ

肉片の
ひとつふたつが
娘のかたみ

抱きしめて
わが子は冷たく動かない
なにも殺さずとも
よきものを

うしろには
恐怖政治子を捕え
前には爆弾降り注ぐ
軍事国家は
いつか来た道

戦場に送るは
国家と銃のみならず
男ならば国のため
命すてなば非国民
今はテロの側とぞ
自由の敵とぞ
スローガン

前にブッシュ
後ろにフセイン
死んだ万人
何のため

二者択一
侵略ブッシュ
フセインか
イラク国民恐怖とる

凱旋に歓喜で迎える
イラクの民
面従腹背
生きていずれの日にか

一村の
肉片集めて
棺に満たず

人生は
時に笑って時に哭す
ブッシュも人の子
どこで涙す

人なれば
誰もが罹る維摩の病
損得恐怖恨みぞ捨てて

攻められる
前に攻めよと妄想病
同じ病むなら他人の痛み

君死にたもうことなかれ
敵も味方も
昔も今も

静寂に耳を凝らせば嘆く声
しばし語らず心をイラクに

打ちのめしひざまずかせる怪物に抗う術はあるのだろうか

爽快と映る中継 空母から発つ機は青い蒼い空ゆく

小国も世論も叩き潰されて驚愕の果て立ちすくむ朝

「バグダット制圧」黒き文字躍るその猛々しさと高揚感と

腕をもがれ焼かれる子らをどう思う 野末の石の下の祖父なら





4・20 反戦詩集
愛媛県民と大学人の会
二〇〇三年四月二〇日
俳句的グループ

戦慄の
暴力の春  
友よ 師よ    

春の戦
心身を侵し
崩しゆく

座り込む僧たち不動
折り鶴舞う


慟哭の地と人に
遭う
二〇〇三年

花冷えの街に
読経の響きあり

美しき自爆などなし
百合の花

殺生の
殺の字に
血が凍る春

シャボン玉
平和を映しどこまでも

難民の嘆きの行方
春霞

蝶々追う子どもの声を
イラクにも

春遠き難民三十八度線

イースター
祈るは平和平和かな
川柳的グループ

反戦の
篤い人脈誇らしく

ツル折る人気は優しくて
力もち

参戦し日本も
テロの標的に

むだづかい
戦争準備に、五兆円
ブッシュさん
プレッツェル
ぜひ、もう一度

戦争で
景気回復お約束

鬼退治耕す畑も
なくなった

春雷や
ブッシュブッシュと
夜も寝られず
今日イラク
明日は我が身
藪(ブッシュ)から暴

大学人
反戦運動の酸いも知り

鶴を折る時間の流れ
ゆるやかに

反戦のパレード
皆勤
親友となる
暴力の行方を見れば
内にも在り

反戦の市民
集って
自然体

張り裂ける胸に
したたるイラクの血

反戦のリッチなネット
宝もの

フセインはこそ泥
ブッシュは強盗

数よりも
質と行為の
反戦人

中東の権力あらそい
山笑う

不殺生何がなんでも
不殺生

神の声ツルに託して
平和へと


アメリカの
破壊兵器こそ大量


殺戮に
正気保てぬと泣く若者


若い師が
イラクに行こう
と一言

米強気
イラクの後はしりあがり?


刀狩りした後攻める
ブッシュ王


親米の政府つくるが
「解放」か


ブッシュ殿
化学兵器はやぶ(ブッシュ)の中


ブッシュ様
地獄の果てまで
ついてくわッ(小泉純一郎・作)


虫も喰わぬ遺伝子操作の大豆
撒く


共喰いのホモルーデンス
油井燃え

短歌的グループ

広島もかく襲われしか
イラクに向けたるアメリカの理不尽

四十年前安保許せし果ては
ここにあり今ここに

巧みにも言いつくろいてこの無惨
「グローバラィゼィション」の
行きつくところ

歳月(とき)つながりて
現在(いま)のあり
戦やめむと思いしは誰(た)そ

短詩的グループ

「悪の枢軸」(ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルト)自己紹介?
かと思いきや
自分のことは棚に上げ
(詠み人しらず)

「民主主義」は誰のため?
「正しい戦争」など決して無い。
(怒れる一市民)

編集スタッフより

*四月二〇日の初版に続いて、第二版(修正版)をお送りします。初版は、パレード出発の三分前に刷り上げましたので、校正ゼロ回という惨状。間違いだらけで、申しわけありませんでした。

*ご氏名を公表してよいかどうか、お尋ねする時間がありませんでした。したがって全員「つくりびと知らず」にしました。

*これ以後も募集を続けて「出版」しますので、どんどん詩をお送りください。