ノート
アウトライン
06タイ平和と笑顔の会
はじめに
スマトラ震災救援・タイ南部
  ナムケン、パカラン周辺
06/3/28〜4/1
テーマ
災害に際し救援を目的とし、可能な限り自主的に、愛媛発信のものを行う。
文房具・絵本→最低限度の文化的生活のための教育
絵描き道具・スポーツ具→心のケア
見舞金・奨学金・放送設備寄贈
舟の寄与・生活手段の回復
検討課題としてビルマ人学校の寄贈
活動経過1
05/1/18スマトラ沖地震
被害者の追悼と救援の祈
スマトラ沖地震被害者の追悼と救援の祈りを行いました。
 県内の仏教関係者に呼びかけたところ、十数名の僧侶方、信者さん、賛同者とともに、厳粛にお祈りと焼香をしました。
05/4/9平和と笑顔の会発足
4月9日13時 スマトラ震災救援追悼と復興の祈り
真宗、禅宗 真言宗各派の僧侶が揃いスマトラ震災追悼と復興祈願が行なわれた。仏教青年会により護摩祈願もなされた。
活動経過2
05/3/29加藤ら四人
仮設住宅7カ所訪問
  文房具150セットなど配布と交流
パカラン岬のモーケン支援を決定して帰る。その他、舟・家・学校・の提供が考慮される
シャンティと検討
30人70万円の提案を受ける→独自路線を選択
05/09/1越智
13人に奨学金か一時金配布
舟を発注
パクウィーブスクールに音響設備授与
06/3/10金子
パクウィーブ幼稚園等訪問四人に援助
06/3/27加藤ら四人
奨学金は今回20名約3000バーツ。前回13名。
文具セットは120組。ボール200、サッカーボールなど15、バトミントンセット10、ハーモニカ10、絵本30、念珠30
舟の確認
検討課題として
交流の継続
奨学金の継続
ビルマ学校の校舎寄付
内容
奨学金
奨学金又は一時金対象者 30名
現在対象者 16名
募金
寺院様より 329366円
石手寺募金 937700円
計        1267066円
舟   150000Bバーツ
融資   20000B
奨学金 78500B
文具等 26589B
音響具 10000B
リヤカー    2900B
バイク修理   600B
絵本    3000B
   計   291589B
944748円 1B≒3.24円
通訳 2500×17=42500B
ガソリン 1200×17=20400B
宿泊 11300B(700×13=9100B、550×4=2200B)
活動経過写真
活動経過写真
活動経過写真
津波の絵を描いた子
パクウィーブスクールに音響設備を寄付
平和と笑顔丸

真夜中から午後まで隔日出漁
06/3/28の活動
バーンカイヤの住宅・欧米人が主に寄付している
ボールを持っている子は14才.漁に出ている
お絵描きセットなどを配る.バイクを直す
念珠
奨学金
バイクを直す
ゴム園従事者ビルマ人の住む
ウォーターフォール村
さっそくボールで遊ぶ子ら
ウォーターフォール村
ウォーターフォール村近く
ウォーターフォール村近く
豚さん猪さんなど
なんと
ゴム園で働くビルマ人
ゴム園で働くビルマ人
ゴム園従事者ビルマ人
ゴム園従事者ビルマ人
4000人が死亡したナムケン漁港の仮設住宅
大工用具代金を融資
昨年踊った女の子
お礼にバッグを貰う
バッグをつくり欧米人ホテルが買いに来る
寄付基金で運営する共同銀行
イカ釣り船
イカ釣り漁船で働き、船主のアパートに住む
ビルマ人一家
ナムケン幼稚園
ナムケン幼稚園やさしい
チュラナ・アーポーン・マリソン保母さん
両親を亡くした子に寄付このあとおばあさん(お菓子の行商で1日100B)にリアカーを渡す
リヤカー
Burmese Children Education Cr:enter が借りているCommunity Development Center
ビルマ学校白い服が先生
出稼ぎ労働者の子どもたち
文具
ビルマ人住居
さっそくボールで遊ぶ子ら
救急セット寄贈
学校(教室)寄付の検討
子どもらにわたす
働く欧米人
タクラムの港にできる出稼ぎ労働者のみすぼらしい
05/3月→


06/3月への変化
仮設住宅は殆ど撤去され恒久住宅へと移行した
残るのは
ナムケン20世帯
プルッティアオの10世帯
様々な家
05/3月→
06/3月への変化
05/3月→


06/3月への変化
05/3月→

06/3月への変化
港も舟も壊滅→ビルマ人出稼ぎ労働者が働く
05/3月→


06/3月への変化
05/3月→


06/3月への変化
05/3月→


06/3月への変化
ビルマ人出稼ぎ労働者
働く欧米人
CDC(Community Development Center)のスタッフとして暫く此処に住むというタイ人のLekさんが言うには、彼らはボランティアの宿所を造っているという。
1問題点
05/6時点での早い仮設住宅撤去
恒久住宅への入居と
 表面的には復興化と
 問題の伏流化
言葉の壁
再婚等人間関係の流動性
現地スタッフの必要性と不在
2支援内容
緊急支援
家の復興 海外ボランティアの活躍
舟の復興 海外ボランティアの活躍
一時支援 国の援助 両親を失った子に2万B
学校の増設 NGOの寄付と運営問題次第に運営費が削られていくのか
奨学金 シャンティは100人対象手渡すのは年4000B
融資 共同銀行
ビルマ人学校
3展望
交流 励ましと共生の実感
学習 人性の指針を形成していく
奨学金 援助金
舟・家の援助
学校の援助 特にビルマ語学校
思索難民
緊急支援が住宅供与へと至り、支援が一段落すると、問題は就業問題と共同体の問題へと表向き落ち着いていく
高齢者雇用の問題 62才の老人
ビルマ人出稼ぎ労働者の問題 母子家庭
    ビルマ人・タイ人・所有者と発展途上国人・日本国民・所  有者の関係は類似。ホームレス支援の問題とも類似。
ボランティア或いは援助とは
米国人宣教師、ウォルターさんは、言う。This is not boat`s development ,but human development. It is important to think,and to work.
思索して方法を選びとり、そして共に働くことこそが。大事だ。
  ひと(他者)が困難に在る状況に於いて大事なのは、舟が無い家が無いという問題ではなく、この状況に人間がどう対処できるかという人間の在り方生きざまなのである。
  それは、正直(honesty)ということである。いかにこの局面において正直に向き合えるかということである。
  と、彼は熱く語った
共に地球にいる実感
バンコクから来ていた、女性は私が日本人であることを確かめた後「どうして、はるばるここ(タイ)へ来たのか」と英語で尋ねた。「日本でも阪神震災で人々は助け合った。同じように国を超えて助け合おうと思った」と答えると、彼女は顔をほころばせて「大変嬉しい」と語り、話は弾んだ。
災難は無くなって欲しいが危機はまた機会である。生きるとは何かを確かめる機会(チャンス)である。誠に残念ながら出会いの時である。
何人もの笑顔はそれを証明しているだろう。
しかしながら、「突然、おじさんがやって来て金をばら蒔いて行った」という話は他人事ではない。言葉の壁と格差の壁をどのように乗り越えられるのか、重たい問いである。
笑顔の生き生きとした 子どもたち
おわり